ベンメリアは、アンコールワット創設前の11世紀末から12世紀初頭にスールヤヴァルマン2世によって創設されました。ヒンドゥー教寺院として創設されましたが、仏教モチーフの彫刻もいくつ彫られています。

1990年代に発見され、2001年頃から外国人にも公開されるようになり、今ではカンボジアを代表する観光地となりました。アンコールワットと似た様式で、〔東のアンコールワット〕ともいわれています。

 

安全確保のため所々に足場が設置されていますが、ほぼ修復されていない遺跡そのものを体感することができます。

 

ベンメリアは比較的最近発見されたこともあり未だ謎が多い遺跡です。全貌が明らかになればアンコールワットを凌ぐほどの規模を持つとも考えられています。

 

緑が生い茂っている風景は雨季特有のもので、雨季と乾季ではまた違った雰囲気を味わうことができます。雨季にみられるコケや緑の美しさは乾季にずっと勝っています。