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AngkorWat

アンコールワットは、12世紀初期にクメール王朝(アンコール王朝)のスールヤヴァルマン2世により、約30年の歳月を費やして創設されたアンコール遺跡群の中でも最大の規模を誇る宗教寺院です。ヒンドゥー教の三大神であるヴィシュヌ神に捧げるために建築された寺院であると同時に、スールヤヴァルマン2世を埋葬した墳墓でもあります。


アンコールはサンスクリット語で〔王都・都城〕、ワットはクメール語で〔寺院〕を意味し、ヒンドゥー教寺院として創設され、後に仏教寺院として改宗されました。当時、"王は神の化身"とするデーヴァ・ラージャ〔神王〕思想に基づき、アンコール朝の王たちは現人神だと考えられていました。

 

アンコールワットの最大の見どころは、建物の壁面を埋め尽くす美しいレリーフ彫刻です。ヒンドゥー教の神話があらゆる所に彫刻され、クメール建築の最高傑作だといわれています。 


アンコールワットの中心部である中央祠堂は、ヴィシュヌ神と王が一体化する神聖な場所であると考えられています。そのため、神を見下ろしてはならないと、シェムリアップの街では中央祠堂の高さを超える建造物の建築が現在も認められていません。

 

【遺跡データ】

建築年代:12世紀初期 (1113~50年頃)

建築者 :スールヤヴァルマン2世

宗教  :ヒンドゥー教ヴィシュヌ派

        仏教

シェムリアップ市街中心部から車で約15分

アンコールワット

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